味覚障害

治療を行っていくと、味覚障害がおこることがあります。味覚障害は、食べ物の味が薄く感じたり、濃く感じたりすることがあり、人によって様々です。これは舌の味を感じる部分(味蕾)が、抗がん剤に影響されることで起きるといわれています。味を薄く感じたら濃い目の味付けに、濃く感じたら薄めの味付けにするなどの工夫をしましょう。また、亜鉛を摂取することで味覚が回復することがあります。普段の食事に1品、亜鉛の含有量が多いものを加えるのもよいでしょう。(牡蠣、豚肉のレバー、ほや、抹茶など)