▼第１8回 竹田地域医療フォーラムが開催されました。

10月26日、會津風雅堂において第18回竹田地域医療フォーラムを開催いたしました。

このフォーラムは、会津地域の保健・医療・福祉のさらなる充実を目指し、平成14年から毎年開催しております。

今回は、「一緒に考えよう！共に暮らす。共に生きる。 〜地域包括ケアの目指すもの〜　」のテーマのもと、基調講演では、当財団 介護福祉本部 太田睦美 本部長代理 が「竹田健康財団が目指す地域包括ケアシステムについて」、当院 小児科 科長 長澤克俊医師が「発達に問題を抱えた子どもたちの地域包括ケアについて」、当院 精神科 科長 上島雅彦医師が「障がいを抱えた成人の地域包括ケアについて」にそれぞれの立場から、地域包括ケアについての取り組みを紹介しました。

その後のコーディネーターを交えてのシンポジウムにおいては、在宅医療・認知症サポート医などでご活躍されている会津西病院 副院長の新井田有耕先生、認知症家族の会 会津地区会代表の阿久津恵子さんをお招きし、当財団の地域包括ケアに関わる職員と共に、会津地域におけるより良い地域包括ケアの在り方について、様々な意見が交わされ、『地域包括ケア』 についての理解を深めました。

また、医師をはじめいろいろな職種の団員が忙し仕事の合間を縫って練習に励んだ竹田混声合唱団（虹津の旋律）のミニコンサートでは、恒例となった本田院長指揮による「院歌」で始まり、「川の流れのように」を含む４曲が披露され、会場から大きな拍手が送られていました。

特別講演では、世界的ピアニスト辻井伸行氏の母である辻井いつ子さんをお迎えし、「明るく、楽しく、あきらめない」と題し、長男の伸行さんを世界的ピアニストとして育てたご経験をもとに、どんな状況でも「明るく・楽しく・あきらめない」という生き方についてお話ししていただきました。