第21回 竹田地域医療フォーラムが開催されました

11月3日、會津風雅堂に於いて第21回竹田地域医療フォーラムを開催いたしました。 このフォーラムは、会津地域の保健・医療・福祉のさらなる充実を目指し、平成14年から毎年開催しております。

今回は「もしもあなたががんになったら 〜治療法と各種支援の実際〜」のテーマのもと、基調講演に公益財団法人日本対がん協会 会長 垣添忠生先生から「がんとの向き合い方」と題してご講演をいただきました。

その後のコーディネーターを交えてのシンポジウムにおいては、がんの予防やがんに罹患した際の治療や仕事、生活などの様々な不安や心配について、垣添忠生先生、患者さんの立場から特定非営利活動法人 がんピアネットふくしま 理事長 鈴木牧子さん、当院からは、がん診療連携委員会委員長・耳鼻咽喉科・頭頸部外科科長 安原一夫医師、がん化学療法看護認定看護師・両立支援コーディネーター武藤由美さん、がん相談支援センター相談員・両立支援コーディネーター 佐藤好治さんと共に、会津地域におけるがん治療や支援体制、並びにがんの予防（早期発見・早期治療）の大切さについて理解を深めました。

幕間には４年ぶりに竹田混声合唱団（虹津の旋律）のミニコンサートが行われ、演奏が始まるとその素晴らしい歌声に演奏が終わるたびに大きな拍手が団員に送られていました。

特別講演では、テレビやラジオ等でご活躍のタレントの向井亜紀さんをお迎えし、「がんと向き合う 〜自分の身体と時間を大切に〜」と題して、ご自身の経験をふまえ、がん検診の大切さなどをお話しいただきました。