2月21日、第9回院内学会を開催しました。院内学会とは、院内の他業種各部門間の仕事への取り組みや研究を発表し、意見交換をすることによって、「医療の質の向上」「職員の研鑽」を目的に平成12年より毎年院内外の医療関係者等を対象に行っております。
9回目を迎えた今回は、昨年から行われている創立80周年記念事業の最後を飾る事業となりました。医師、看護師、技師、事務員等の職員より業務改善部門9題、学術部門9題の計18題の発表があり、会場を巻き込んだ活発な質疑が行われました。
特別講演にはNHKチーフプロデューサー小宮英美(こみや えみ)先生をお招きしました。小宮先生はディレクター時代に認知症のお年寄りの方々の取材に関わって、認知症に高い関心を持たれ現在、福岡のグループホームの顧問を務めるなど精力的な活動をなさっています。講演は「本人の立場から考える認知症ケア」と題し、医療関係者とは違った視点で、認知症に関して幅広い見地から話していただきました。