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乳がん検診のご案内

乳がん検診のご案内

 

 

                              更新日 2024年11月5日

早期発見の為に自己検診と定期検診を!!



 


二次検診について

【検診の結果が要精密検査だった方へ】

検診の結果が要精密検査だった場合には、二次検診を必ず受診してください。
二次検診では、要精密検査と判定された部分が良性か悪性かなどを診断します。精密検査の内容には、マンモグラフィ撮影、超音波検査、細胞診、組織診などがあります。
次の文は、日本対がん協会の情報を抜粋させていただいたものです。

『乳がん検診を1万人が受診すると、447人が「異常あり」と判定され、精密検査(二次検診)を受けるように勧められます。
 精密検査を受けた人は407人でした。そして、407人の中から24人に乳がんが発見されたという割合になります。』

このことから、乳がん検診を受けた方のうち、乳がんと診断される方は多くはないと思われるかもしれません。しかし、二次検診を受診しない場合、早期に発見されるはずの乳がんを放置してしまうことになりかねません。また、乳がんではなくても、経過観察が必要な場合もあるため必ず受診するようにしてください。以前、二次検診を受診されて異常がなかった方も、要精密検査のお知らせがあった場合には受診が必要です。

【検診の結果が精密検査不要だった方へ】

検診は定期的に受診することが大切です。また、次回も同じ施設で受診することで、前回の検査内容を参考にして検査や診断ができるため、より高い精度の検診になることが期待できます。

また、乳がんには進行の早いタイプや中間期乳がん(検診と次の検診の間に発見されるがん)があります。そのためには、自己検診が大切です。
 自己検診法について


日本の乳がん事情を知ってください

部位別がん罹患率では、乳がんが女性にとってもっとも多いがんです。

日本では女性の9人に1人が乳がんになると言われます。2018年は約9万4千人の女性が乳がんにかかったと報告され、年々増加しています。

また、2018年に乳がんで亡くなった方は約1万5千人にのぼりました。(国立がん研究センターがん情報サービスより)


乳がんは早期発見が大切です。早期に発見し、適切な治療を行うことで、 良好な経過が期待できます。

                         

 

 

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乳がんになりやすい因子

○出産経験がない
○授乳経験がない
○母親・姉妹など家族に乳がんにかかったひとがいる
○乳がんや良性の乳腺疾患になったことがある
○初産年齢が30歳以上
○身長が高い
○肥満である(閉経後)
○初潮年齢が早い
○閉経年齢が遅い
○生まれた時の体重が重い
○飲酒量が多い
○たばこを吸う

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自己検診法

自己検診は、毎月1回、月経後1週間目ごろ(閉経した人は毎月1回日を決めて) に行う習慣をつけましょう。
5〜10mmくらいの小さなしこり、痛みのないしこりでも、毎月続けていれば発見できるようになり早期発見につながります。
少しでも異常に気づいたら、必ず専門医の診断を受けましょう。

入浴時、就寝前などを利用して気軽に実施しましょう。
しこりは、クッションの下に硬いものを入れて触ったような感触で、 石鹸をつけて滑りやすくして触診すると一層良くわかります。
乳房の大きな人は少し力を入れて触診した方が良くわかります。


1. 見て調べる

1. 見て調べる

  • 鏡の前で腕を上下
  • 乳房を正面、側面、斜めからみる
  • 左右の形の違い、ひきつれ、窪み、乳首が引き込まれていないかチェック

2. 立って調べる

2. 立って調べる

  • 右腕を頭の後ろに
  • 左4本の指で右乳房を押さえるようにチェック
  • 乳房部全体と両脇の下、確認
  • 左右交替

3. 寝て調べる

3. 寝て調べる

  • 仰向けに寝る
  • 調べる側の乳房の下に枕などを入れて高くする
  • 2 と同様に触診
  • 乳房の周辺から中心に絞り出すように力を入れる
  • 分泌物が出ないかチェック
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乳がん検診を受ける為には…?

■ しこりや痛みなど自覚症状のある方は外科外来を受診して下さい。   
  ※予約センターへお問い合わせください。 
        予約専用ダイヤル(ナビダイヤル) 0570-08-5577

 

■マンモグラフィ検査は40歳以上の方が対象です。

  原則として40歳未満の方は超音波検査のみとなります。

  ※日本乳癌学会診療ガイドラインでは、若年層のマンモグラフィ検診は、
    乳がんにかかる割合が低いこと、乳腺が多く病変を見つけることが難し
    いことから、推奨されておりません。


その1.「ピンクリボン検診−竹田」
       ・ マンモグラフィ + 超音波検査・・・・・5,500円(税込)
       ・超音波検査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2,200円(税込)
       女性スタッフのみによる検診です。
       医師による視触診はありません。

    病院診療日の午後、予約制
       *結果は郵送になります。
       *結果に関しては検査時にはお答えしておりません。

      ※当院はピンクリボンサンデーに賛同しています。
        毎年10月第3日曜日にピンクリボン検診を受けることができます。


      詳しくは、竹田健診センターへお問い合わせください。
      電話 0120-274-233(フリーダイヤル)

その2.人間ドック
     女性の入院ドックでは、プランに含まれております。
     日帰りドックでは、オプション検査として受けられます。
     
     詳しくは、竹田健診センターへお問い合わせください。
     電話 0120-274-233(フリーダイヤル)

その3. 会津若松市の乳がん検診を希望

   
対象 40歳以上偶数年齢の女性
40歳以上奇数年齢の女性で前年度未受診の方
検診期間 6月〜12月中旬

 内容  

(料金)

マンモグラフィ:必須 ・・・500円
40代は2方向撮影、50代以上は1方向撮影
超音波検査:40〜60代の希望者のみ ・・・500円
超音波検査:40代の希望者のみ ・・・700円


   ※検査は予約が必要です。
    10・11月は例年混み合いますので早めのご予約をお願いいたします。

   ※会津若松市以外の市町村の施設検診も受診できます。
     詳細は、各市町村のお知らせをご覧ください。

  詳しくは、竹田健診センターへお問い合わせください。
  電話 0120-274-233(フリーダイヤル)

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ピンクリボンを知っていますか?

ピンクリボンは、乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の重要性を訴えるシンボルマ−クです。
行政、市民団体、企業などが乳がんの早期発見を啓発するため、 ピンクリボンをあしらった商品(バッジ・ぬいぐるみ等)を発売し、 その売上の一部を財団や研究団体に寄与するなど、積極的に取り組んでいます。

<ピンクリボンの由来 >
アメリカで若くして2人の子供を残して乳がんで亡くなった母親が、 同じ悲しみを娘や孫に味あわせたくないという思いから、 子どもと一緒にピンクリボンをたくさん作り、 多くの女性に 「乳がんで命を落とさないために早期発見・早期診断をしましょう」  というメッセージを伝える道具として作ったということです。
ピンクリボンには 「乳がんで悲しむ人を無くす」 願いが込められています。

当院のピンクリボン検診の現況

     
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マンモグラフィによる乳がん検診

 

最新のマンモグラフィ装置マンモグラフィとは乳房のX線検査のことです。 乳房は柔らかい組織でできているため、専用の撮影装置を使って撮影します。 
乳がんのサインとなる石灰化が写るため、手で触ってわからない小さいがん(非触知乳がん)を発見できることがあります。早期発見が重要な乳がんにとって有効です。 
 
  

検査の方法>
撮影装置の前に立って片側ずつ乳房を圧迫して撮影します。
上→下方向、内側→外側方向に圧迫します。圧迫による痛みがありますが、乳房を均等に圧迫することで鮮明な画像が得られます。また圧迫で乳房を薄くすることで、放射線の被ばくもより低減することができます。圧迫完了から撮影までの時間は5秒程度です。



                              

女性スタッフのみによる検診です

       

   

 

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超音波による乳がん検診

<乳腺超音波検査とは?
乳房に超音波をあて組織からの反射をとらえて画像にし、わずかな濃度の違いで病巣を診断するものです。 しこりの大きさ・形を把握することができ、良性悪性に対する 質的な診断や、乳腺の密な若い方の診断に有効です。
また、放射線を使わないので妊娠している方にも安心です。

<検査の方法>
乳房に専用ゼリーを塗り超音波プローブをあてます。 痛みはありません。

検査時間は患者さんにもよりますがおよそ20分程度です。

 

女性スタッフのみによる検診です

       

      

 


 

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